10月から緊急度チェック
引用
必要のない救急搬送を減らそうと、田辺市消防本部は10月から、緊急度を判定する実証実験に乗り出す。消防庁の呼びかけに同市や横浜市、堺市の3市が応じて3カ月間実施する。
背景には、救急車をタクシー代わりに利用するなど、安易な119番通報の増加が社会問題化していることがある。計10台の救急車を運用する田辺市でも、市消防本部によると平成23年の出動件数は初めて5千件を突破。年々増加傾向にあるが、半数以上は入院の必要のない軽症という。
こうした状況は全国的にも共通しており、消防庁は緊急性が高い傷病者を優先的に搬送するためには「緊急度判定基準」を作ることが必要と判断。そのためのデータを収集する。
田辺市は、近畿一面積が広く山間部も多いうえ、高齢化や過疎化が進むなど、政令市の横浜市や堺市とはデータが異なることも予想される。
実証実験では、緊急度について「生命の危機に瀕している」「診察が必要な病態」「医療を必要としない状態」といった4段階に分類し、データ化する。
同時に、各家庭で自己診断してもらうための参考となる説明書を全世帯に配布。また、救急車が必要かどうか迷った場合に、症状について医師や看護師の助言を受けられる救急電話相談も設ける。
市消防本部は「救急出動を減らすことだけが目的ではない。今回の実証実験を通して、救急車の適正な利用につながれば」としている。
問題になってるわよね。
緊急度のない人は高額なお金をとるようにすればいいのに。
タダってのがまずいわよね。