社会人に聞いた“イラッ”とくる言葉遣い

引用

 社会人というもの、取引先の相手や上司・後輩など様々な人とコミュニケーションをとる上で“言葉遣い”には最善の注意を払っておきたいところ。そこで、オリコンでは20〜40代の社会人を対象に『会社や出先などで耳にした“イラッ”とくる言葉や言葉遣い』についてアンケート調査(自由回答)を実施。その結果、【〜っす】や【ですよねー】などの言葉遣いに苛立ちを覚えている人が目立った。
 上司と部下との会話の1シーンで「今日はいい天気っすよね」、「本当っすか?」なんていうやり取りは容易に想像出来るが、「敬語のつもりかもしれないけど、なめられた気分になる」(東京都/30代/男性)、「バカにされているように感じる」(神奈川県/20代/女性)と、実は【〜っす】という言葉遣いが与える不快感は大きいようだ。さらに【ですよねー】、【そうなんですかー】など、無駄に“語尾をのばす”物言いも「覇気がない」(大阪府/40代/女性)、「非常に軽い感じがする」(千葉県/30代/女性)とあまり良い印象は与えない様子。
 さらに、友達と話しているかのような印象を与える口調もタブー。「曖昧だし学生気分が抜けてないように思う」(静岡県/30代/男性)と感じている人が多かった【〜とか】や【〜的な】。さらに、プライベートでは良いけど職場にまで持ち込んでほしくないという【っていうか】まで、今や私生活に溶け込んでしまっている口語がズラリと並んだ。これらは「若い人に限らず上司からも聞かれる」(東京都/30代/女性)という意見も多く、メリハリのない言葉遣いに『今後どうなっていくの?』と不安の声は少なくない。
 イラッとさせられるのは、何も言葉の言い回しだけではない。「それは誰でも同じ。免罪符として使っているヤツが多く感じる」(埼玉県/40代/男性)との意見が目立った【“忙しい”を連発】することや、【はいはい】という投げやりな返事の仕方にも「うるさい。『はい』は1回でしょ!」(大阪府/30代/女性)と不満を抱く人が多数。さらに、直接言われているわけではないけど【ムカツク】、【ウザイ】、【マジ?】、【ぶっちゃけ】といったフレーズは聞いているだけで不快に感じるという回答が寄せられている。
 ふとした油断でポロッと出てきてしまうような言葉が目立った今回のアンケート調査。言葉が与える印象はとても大きいからこそ、思わぬところで“マイナス”な評価に繋がってしまっていることもありそう。新生活がスタートして1か月ちょっと過ぎたが、今一度自分の言葉や言葉遣いに重きを置いてみてはいかがだろうか?
(2009年3月19日〜3月24日、自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員の中で、会社員(事務系/技術系/その他)、公務員、経営者・役員、契約社員/派遣社員に登録している20代、30代、40代の男女、各150人、合計900人にインターネット調査したもの)

 

気持ちは分かります。

全てを直せとはいいませんが、やはりある程度は気にしてほしいですよね。

それにしても、若い人ってなんであんなに変な言葉ばかり使うのでしょうか?

別に敬語を話せる人間が優れているとも、流行りの言葉を使うべきではないとも思いませんが、そちらばかりに偏るのが分かりません。

若い人が自分たちの言葉を使いたがりすぎるのも、年配の人がそれを嫌がりすぎるのも、どちらもバランスが悪いと思います。

ほどほどにお互い譲り合って理解しあっていけばいいと思うんですけどね。